めだかの学校   稚魚や卵から始めた場合
1年生  10匹位の稚魚または卵付き水草をもらって始めるが1ケ月位で全滅。 なんてこった〜。
 
まぐれで2〜3匹生き残る事もある。 どうやら水とエサの分量に問題があるようだ。
 先輩に聞くと 最初はみんなそうだ 「そのうちうまくなるよ」と言われ 変に納得する。
2年生  稚魚と 卵付きタマウリ(布袋葵)の両方からはじめて なんとか10匹くらい成長する。
 水の管理とエサの分量がわかってきた。 春に生まれた稚魚が 早いのは夏すぎから
 産卵を始めて 数が増える。 1年で2度経験できて要領もわかり 
来春に希望が見える
3年生  去年のめだかが親になり 卵を産んで ふ化するが 1ケ月の生存率が 20%くらい。
 春から秋まで何度も繰り返して 確率UP. 
石の上にも3年! でうまくなり自己満足する。
 
後輩に聞かれると つい指導したくなる。  人にあげれて 自分もうれしい 
 OB  増えて回りにあげると、飼い始めた人が一年生だから 成功すれば感謝されるが多くが失敗。
 説明はするのだが初心者には解らない。結局「そのうちうまくなるよ」と言うハメになる。 

  

  宇宙メダカのその後

  向井千秋さんと一緒に 宇宙へ行ってふ化した 宇宙メダカは いま?
  
  名古屋 東山動物園の中にある 世界のメダカ館 に問い合わせたら  
  平成6年秋に 当メダカ館で展示した宇宙メダカは 今でも子孫がいて 
  時々展示している そうです。   運がよければ会えるかも?
  
  ここにはニホンメダカを始め 世界のメダカが200種ほど展示されていて
  卵の中の動く様子が ビデオルーペで観察できたり 立体ハイビジョンで
  貴重なメダカの映像も見られます。
  
  地下鉄東山公園駅下車、公園内の東山スカイタワーの下です。 月曜休館 

 
              
 豆知識

 メダカ目メダカ科
 褐色のめだかは黒めだか=大和目高(日本目高)、橙色のめだかはめだか=目高(ひめだか)。
 家庭で普及しているのは赤めだかが多く、昔は川や田んぼにいっぱいいた黒めだかは少ない。
 少数だが白色の白めだかもいる。 赤と黒を一緒に入れておいたら 赤黒マダラの新種?が出てきた。

 赤めだかは黒めだかから 体色の突然変異体で生まれたものが 観賞用に普及したもので学習もする。
 たまに骨まで見える透明のめだかが生まれるが これが貴重なメダカで生物学の基礎研究に役立っている。

 めだかの仲間で 蚊の卵を食べて蚊を絶やしてしまうのもいる。
 メダカ目カダヤシ科の その名もずばり
  ”蚊絶やし”。
 大正時代に 蚊の絶滅を目的に北米から輸入されたもので 卵でなく稚魚を産み やや大きくなる。

  
 産卵の最適条件は 水温20−27度、日照時間は14時間前後。 この条件であれば1年中産卵する。
 自然環境の飼育では 4月上旬から9月下旬までの6ヶ月間産卵する。8月は夏バテで休憩あり。
 一組の親が1年に約200個位の卵を産むので 10%残っても10倍になる。
 したがって 2匹の親から20匹に、20匹が200匹、200匹が2千匹、2千匹が2万匹・・・う・うう〜・


 産卵用には シュロの皮や化繊の毛糸などザラザラしたもので代用できるが ホテイアオイが良い。
 (産卵率が良く、1日だけきれいな紫の花を咲かせる、水の浄化にも役立つ など)。
 ただし室内では 日が当たる窓際に置かないとすぐ枯れるので 代用品が良い。
 産卵したら別の容器に移さないと、他の親めだかに卵もふ化した稚魚も食べられてしまう。
 めだかの腹に付いた卵を取って ふ化容器に移してもよい。
 布袋葵の根に卵を2-3個見つければ 10匹くらいふ化する。


 ふ化期間 夜明けと共に産卵し、その後1〜3時間ほど腹に付けたまま卵を付ける場所を探します
 水温18
℃では産卵から20日、22-24℃で10日、30℃では8日でふ化する

 エサは 春〜秋は1日1〜2回 市販の「メダカのエサ」や細かく砕いた「テトラフィン」など。
 ミジンコなら最高のエサだが、乾燥したパン粉や草に付く草ダニやあぶらむしでも良い。
 一度に食べないので小分けして与えるのがコツ。 いずれも食べ残さない程度に。
 冬は月に数回、冬眠してたら不要。


 は春から秋までは月2〜4回、底にフンやアンモニアがたまるので 底の半分位を汲み出し
 汲み置きした水を追加。 冬は月1回、暖かい日に底の1/3〜1/5程度を入れ替えると良い。
 水はできれば井戸水か川の水などの自然水が ミネラル充分で最高。 稚魚の生存率も良い。
 水道水の場合は1日汲み置きしないと消毒した塩素が入ってめだかが弱ってしまう。

 
 水の浄化には ホテイアオイなどの水草が良いが、備長炭などの炭も効果あり。
 水替えの時、ホテイアオイの根に浄化したごみが付いているので、洗って入れるとまた浄化する。
 市販のエアーポンプは金魚用で、水流が強く、めだかが年中泳いでいて疲れてしまうので
 バイパス用コックなどで空気量を半分か1/3くらいにすると良い。めだかも夜は寝たいので・・。


 水槽などの容器・・新品を購入したら1週間〜1ヶ月くらい水を入れてなじませる事が大切です。
 プラスチック製の水槽やバケツは、最初は表面の樹脂か接着剤などの化学物質が水に溶ける?のか
 以前、新品の容器に汲み置きした水を入れて、めだかの稚魚を入れたら全滅してしまった。
 水を入れ替え1ヶ月後また入れたら今度は大丈夫だった。できれば睡蓮鉢などの陶器の瓶が良い。


 ふ化してからの1ケ月が問題で、稚魚は2−3日エサを忘れると半減し、 エサを与えすぎても水が
 腐って半減する。 1ケ月後に20−30%残ったら 大成功!
 ふ化後しばらく(3〜5日)は腹に付いたヨーサックで生き、川や池ではその後 微生物や藻など食べて
 成長するが、家庭飼育(水道水)ではこの時期(1週間後)がむつかしい。
 自力で泳ぎ始めたらメダカの稚魚用資料(ひかりパピィ)などを1日数回に分けて与えると良い。
 一般的なメダカのエサの場合、そのままでは大きいので摘んで指をこすって落とした残りの粉を与える
 と食べるめだかもいる。が食べないのもいる。少し大きい先輩が食べて見本をみせると学習する。
 また2週間後には水槽に付いたコケも食べるようになるので、水槽を洗う時は4面のうち1面は洗わずに
 残しておくと めだかに感謝されます。

 1ケ月後の子めだかは ふ化した稚魚を追いかけて尻尾など食べるので 別の容器に移すと良い。
 この頃から 親と一緒にしてもうまく逃げて食われなくなる。

 今年生まれた子めだかは 冬を越して来春親になるが、親は越冬がむつかしい。
 平均寿命は2年(1冬2夏)、 うまく育てると3−4年生きる。


 カタツムリの小さいの(モノアラ貝)を入れておくと これが働き者でせっせと水槽のコケを食べる。
 メダカが越冬できれば この貝も越冬でき、春にはたくさんの子が生まれる。
増えすぎに注意!

 最近では交配によって作られた だるまめだか(太い)、光めだか(光をあてると光る)など
 熱帯魚感覚(水温26〜28℃)で飼育するマニア向けのめだかも販売されている。

 学習方法1・・・餌を与える前に決めた場所を叩いてからその場所に餌を落とすと、音に反応して寄ってくる。
 「音がしたら行くとご飯が食べれるよ」とめだかの間で話が広まり、学習する。
 のんびりしてると食事抜きになるので効果大!。
 全面にまくと公平で親切そうだが、毎日が3食昼寝付き運動不足で成人病のめだかになる?
 「小さな親切・大きなお世話」かも


 
学習方法2・・・1を繰り返すとそのうち水槽を叩かなくても 顔を見せると寄ってくるようになる。
 コツはこの時にいつもの場所でエサを与えること。 早く来ためだかは腹いっぱい食べれて満足! 
 一度でも遠く(遅い方)へエサをまくと、学習しためだかは怒って寄って来なくなる


 
新発見?
 
めだかは色が見える・・・ テトラフィンは赤、こげ茶、うす茶の3色入っており、このエサを細かく割って
                 与えると、赤が一番人気で、次にこげ茶。
                 うす茶は不人気で食べ残すことがある。
                 布袋葵に付いたアブラムシをエサと一緒に与えると、アブラムシの
                 取り合いが始まるので、動体視力もすばらしい?

              

 めだかの越冬方法

 室内飼育の場合は準備は不要です。
 屋外飼育の場合・・・ 
 メダカが冬眠できる場所と、氷点下になって氷が張らないような工夫が必要です。
 発砲スチロールの丸い穴の開いたマカロニクッション材を網の袋(メダカが出入りできる網の目)
 に入れて水中に沈めておくと 中に入り込んで越冬します。
 できれば日当たりの良い軒下のような場所が最高です。
 私の場合は軒下でないので、雪の降りそうな日は 透明のプラスチック板を乗せています。
 たまに忘れて氷が張ってしまった事がありましたが 越冬できていました。
 水温が13℃以下になると動かないので エサは不要。
 冬の暖かい日で水温が18℃以上の時は めだかも動き回るのでエサを少し与えると衰弱しません

 布袋葵の越冬方法
  
 春からの産卵用に最高の水草なので 越冬させましょう。
 メダカの屋外と同じで、氷が張ったり霜に当たると枯れてしまうので、ビニールなどの
 霜よけが必要です。 日当たりが良く 氷点下にならなければ 半分は越冬できます。
 枯れていても芽が残っていれば春に復活します。 
 春に水草用栄養剤を入れて育てないと、水道水では大きくならない。
 花の咲いた後の種子で存続しますが、家庭飼育の場合は水替えするのでむつかしい。